ヒロクランツさん特集・番外編

ヒロ クランツさん特集・番外編!
今回は、弊社の男性社員がシュネーバレンを自宅で作った体験記です。


雪玉始末記

フジイといえば除雪機。
除雪機といえば雪ですよね。

なぜ、こんな真夏に「雪」かと申しますと、弊社・サンタクロース特集のヒロクランツさん特集第六回に「シュネーバレン」というお菓子が紹介されております。
「シュネーバレン」というのは「雪の玉」という意味だそうです。
「雪」つながりで、というとちょっと強引かもしれませんが、先日社内でその雪の玉、シュネーバレンの話になりました。
正直なところ私は食べたことがありません。
聞くところによれば、冬季限定のお菓子で、こんな真夏には食べることができないそうで。

ん〜。食べてみたい。
食べられない、と思うと食べたくなるのが人というもので。
ネットで探してみましたが、冬季限定というところがほとんど。
やっぱりダメか・・・と、あきらめかけた時、

【シュネーバレンのレシピ】

という検索結果が目に入りました。

レシピ?

なるほど!売ってないなら作ってしまおう!
とかなり短絡的な発想ではありますが、実際に作ってみることにしました。

お菓子はたまに作ります。
過去の経験上、お菓子は基本を確実にこなさないと必ず失敗します。
それをふまえて、レシピを良く読み、早速シュネーバレン作りにとりかかりました。

 

シュネーバレン作り、はじまりはじまり!

材料もグラム単位で計測し、慎重にまぜあわせていきます。
最中ふと思いました。
これはあまり甘くないのでは?
全体の生地に対して砂糖の量が結構少ないのです。
悩んだ末、若干砂糖の量を増やしてみました。

シュネーバレン
シュネーバレンシュネーバレンシュネーバレン

全ての材料をまぜあわせ、ラップで包んで寝かせること丸一日・・・。
はっきり言って寝かせすぎです。
レシピには「一晩」とあるので6〜8時間が適当かと思うのですが、なかなか時間がとれず、結果的に丸一日寝かせることになってしまいました。

シュネーバレン

さて、これからが難しいところです。
あのシュネーバレン独特のウネウネをうまく表現できるのか?
きれいに崩れず揚げることができるのか?
考えていても仕方ありません。


やってやろうじゃないの!

弊社の特集で紹介されていた、シュネーバレンを作っているところを参考にしてみます。
えーなになに、のばしてのばして、スリットをいれる、と。
ふんふん。形は歪ですが、素人が自分で食べる分にはこんなもんでしょう。

シュネーバレンシュネーバレン

さて、これをウネウネと丸めるわけですが、・・・これは!
生地がかなり柔らかい!
慎重に丸め込みましたが、このままでは油で揚げるときばらばらになってしまいます。
弊社の特集をみると、「シュネーバレン専用型」なるものを使っておりますが、そんなものは一般家庭にはございません。
「茶漉しを二つあわせて・・・」とも書いてありますが、我が家に茶漉しが二つもあるはずがございません。
ならばと、お玉を一つ左手に持ちまして、年季の入った菜箸を右手に、フライパンの前に仁王立ちしました。

シュネーバレン

先ほど作ったウネウネの生地をお玉に放り込み、慎重に油の中へ・・・。
あら、思ったほどばらけない。
菜箸でお玉の中のウネウネをコロコロ転がして全体に焼き色をつけます。
表面に火がとおれば、お玉は用済み。
油の中で揚がり具合を見ながらコロコロ転がします。
そして一つ目完成。
まずまず。

シュネーバレン

二つ目からはお玉を使いませんでした。
きれいな丸にしようと思わなければ、菜箸で十分!
気合で丸め込んでやりました。

シュネーバレン

今回はプレーンのほかに紅茶葉やコーヒーを入れたり、チョコレートでコーティングしたものも作ってみました。
で、お味はというと・・・。

飽きのこない素朴な味。

あまり甘くないのでは?とレシピよりも砂糖を多めにしましたが、レシピどおりでもよかった気がします。
食感はクッキーです。
もう少し1個を大きく作れば弊社の特集にあったような、

「食感はクッキーで包んだパンのよう。」

になったかなぁ。

シュネーバレン

まだまだ精進しなければなりません。
なんて、脱サラしてお菓子屋さんになるつもりはございませんが、これが完成した時にはすでに午前0時を回っ ておりました。
こんな時間にお菓子を作っている人はそうはいないよなぁ、とちょっと可笑しくなりました。

 

 

最後に

私もいただきましたが甘すぎず美味しかったです。
クッキーより柔らかく、パンより硬い、といった食感だと思いました。
ケーキ屋さんで売られているお菓子なので作りにくいのかと思いましたが、意外と楽しく作れるんですね。
そして、お店のシュネーバレンも食べてみたいと思いました。
冬期限定というお店がほとんどなので、真夏でも食べてみたいと思った方は是非作ってみてはいかがでしょうか!

 

ヒロクランツさん外観

ヒロ クランツ

住所:〒951-8104 新潟市中央区西大畑町615-17
TEL/FAX:025-225-1692 
営業時間:AM10:00〜PM7:00  定休日:毎週火曜日

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