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弥彦・湯かけまつり

第3回の弥彦神社特集。

今回は、弥彦神社で行われる

祭事についてのお話です。

 

弥彦神社では、毎年、様々な祭事が行われています。

これらの祭事、当然、昔より伝わってきているのですが、

どのように伝わっているのかをお伺いしたところ、

「祭り等は、口伝にて伝えられています。」とのこと。

口伝とは、正直、驚きました。

また、様々な祭事に対して、取り組みや心構えについてお伺いすると、
「大きい祭りであろうとも、小さい祭りであろうとも、心構えは、常に一緒でやっています。」
と、祭事を大変、大切にしているご様子です。

こういった祭事の中で行われる楽や舞。
これらの楽や舞、他の神社等では、

普通、近隣の専門の人などが行い、
神職の方はほとんどやらないようなのですが、
弥彦神社では、神職の方が練習を重ねて、

行っているということです。
そういったことを頭において見ると、

また違った見方が出来るように思えます。

 

 

今回ご紹介する行事は、
4月12日(日)に行われた、
『第23回弥彦湯かけまつり』です。
開運・商売繁盛・病気平癒・学業成就のほか、
諸願の成就などをお祈りするおまつりとして、
行われています。

 

湯神社より
神湯(しんゆ)をいただき、

 

その湯を青笹につけ、来られた方たちに祓いかけていきます。

 

神湯の入った樽を積んだ『湯曳き車』という山車を
弥彦駅から2時間ほどかけて、弥彦神社まで引いていきます。

この『湯曳き車』、小さな子供からご年配の方までが、
『湯曳き車』の上から掛けられる、
「エンヤ、エンヤ」といった威勢のいい掛け声とともに、
両側にある引き縄を上下に動かしつつ、引いていく姿は、迫力を感じます。

 

途中、何度か立ち止まり、『湯曳き車』を中心に
前に引こうとする参加者と後ろの弥彦神社氏子青年会の方たちで、
前後に引き合います。
その際にも、『湯曳き車』の上にいる方が、神湯を柄杓で掛けていきます。
後ろから引いている青年会の方たちの中に、外国の方がおり、
様々な方が、参加されていることに驚きました。


とても勇壮な行事ですし、また、大変桜もきれいな時期ですので、
ぜひ皆さんも参加されてはいかがでしょうか?

 

 

第3回の弥彦神社特集は、以上になります。
次回もお楽しみに、どうぞ。

 

 

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